*この記事での検証はCC2017.0.2で行なっています
イラレでテスト画像を作った際に、「色空間が違うよ」と散々エラーを吐かれたので
イラレでpngを書き出す際の"RGB"と"RGBA"(透明あり)の違いをまとめておきます
まず、イラレには、pngとして保存する方法が3つほどあります。
・スクリーン用に書き出し
・書き出し形式
・web用に保存
です
ではそれぞれの"RGB", "RGBA"の特徴を見ていきましょう
スクリーン用に書き出し
これはCC2017になってやたら、「こんな機能あるよ」アピールしてきてるやつです
実際に見てみると、透明部分の有無の選択がなく、"RGB"と"RGBA"は自動判断のようです
透明部分が書き出すオブジェクト上にあれば、"RGBA"、なければ"RGB"といった具合です
書き出し形式
使って見た限りこれはかなり設定に忠実で、透明要素のないオブジェクトでも、背景色を透明に設定すると、"RGBA"で書き出され、背景色をホワイトまたはブラックにすると"RGB"となりました
Web用に保存
前はよく使ってたWeb用に保存(従来)です
これは思い通りには書き出せず、透明部分を「有り」に設定しても、オブジェクトに透明部分がないと"RGB"に変えられてしまいます
まとめると
スクリーン用に 書き出し |
書き出し形式 背景:透明 |
書き出し形式 背景:W,B |
Web用に保存 透明部分:有 |
Web用に保存 透明部分:無 |
|
オブジェクト(不透明) | RGB | RGBA | RGB | RGB | RGB |
オブジェクト(透明) | RGBA | RGBA | RGB | RGBA | RGB |
となっており、形式によってごちゃごちゃですよと
"RGB"と"RGBA"の確認だったり変換だったりは、Pythonを使って書いたので、また別でそっちの方も書こうと思います