この記事について
こちらにまとめられています。
とりあえず起動してみよう!
何もない、いたってシンプルなウインドウを立ち上げてみましょう。
# app.py import wx app = wx.App() frame = wx.Frame(None, -1) frame.Show() app.MainLoop()
実行の際に注意するべきことが一つあります。
macOSで実行する際に通常のPythonで実行すると以下のようなエラーが発生します。
> python app.py This program needs access to the screen. Please run with a Framework build of python, and only when you are logged in on the main display of your Mac.
*追記 フレームワーク化している環境であれば、python
で実行できるっぽいです。仮想環境などではpythonw
を使いましょう。
そのため、wxPython(Phoenix)をmacOS上で使うにはPythonwを使います。
> pythonw app.py
とすることで、実行ができます。
結果は、
このような、何もないウインドウが立ち上がれば、成功です。
解説
import wx
まず必要なwxPython(Phoenix)を読み込みます。
app = wx.App()
そして、アプリケーションを作成します。
frame = wx.Frame(None, -1) frame.Show()
ウインドウを作成し、表示させます。
app.MainLoop()
画面の更新などを行うためにループを設定します。
以上で、今回のコードは終了です。
次回
次はウインドウのサイズやタイトル、など、ウインドウ自体の設定を変えていきましょう。