デザインのメモ

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wxPython(Phoenix)で始めるGUIプログラミング【基礎の基礎】

この記事について

こちらにまとめられています。

nippori30.hatenablog.com

とりあえず起動してみよう!

何もない、いたってシンプルなウインドウを立ち上げてみましょう。

# app.py
import wx

app = wx.App()

frame = wx.Frame(None, -1)
frame.Show()

app.MainLoop()

実行の際に注意するべきことが一つあります。
macOSで実行する際に通常のPythonで実行すると以下のようなエラーが発生します。

> python app.py
This program needs access to the screen. Please run with a
Framework build of python, and only when you are logged in
on the main display of your Mac.

*追記 フレームワーク化している環境であれば、pythonで実行できるっぽいです。仮想環境などではpythonwを使いましょう。
そのため、wxPython(Phoenix)をmacOS上で使うにはPythonwを使います。

> pythonw app.py

とすることで、実行ができます。
結果は、
f:id:nippori30:20170915114425p:plain
このような、何もないウインドウが立ち上がれば、成功です。

解説

import wx

まず必要なwxPython(Phoenix)を読み込みます。

app = wx.App()

そして、アプリケーションを作成します。

frame = wx.Frame(None, -1)
frame.Show()

ウインドウを作成し、表示させます。

app.MainLoop()

画面の更新などを行うためにループを設定します。

以上で、今回のコードは終了です。

次回

次はウインドウのサイズやタイトル、など、ウインドウ自体の設定を変えていきましょう。